愛猫の暑さ対策~猛暑でもひんやりと~

うだるような暑さが続く猛暑な夏。

自由に服を脱ぎ着できる人間ですらバテバテなんですから、常にもふもふのゴージャスな毛皮に覆われた猫ならなおのことバッテバテに・・・。

ネコも人も熱中症にならないために対策は必須!

ってことで今回は、わが家で実践している愛猫ニャン君のための暑さ対策をまとめます。

 

ニャン君の暑さ対策

エアコンとダイソン、フル稼働

わが家では夏場は特に、エアコン様とダイソン様が欠かせません。

私自身も暑がりというのもありますが、ニャン君も長毛種なだけあって気温と湿度が上がれば上がるほど、ぐたぁ~っとする時間が長くなります。

冷房嫌いな猫もいるという話も聞きますが、ニャン君は冷房に苦手意識がないようなので、エアコンで常に部屋の中をひんやりさせています。

ただ、エアコンをフル稼働させていて気になるのは電気代。そこで、ちょっとでも効率良く部屋全体を涼しくするために、羽根のない扇風機「ダイソン」もちょいちょい稼働。

ダイソンというと電気代が高いイメージもありますが、実際高額になりやすいのは暖房機能に関してで、扇風機機能に関しては普通の扇風機と同等、またはそれ以下とも言われています。

その情報を信じつつ、ダイソン扇風機を併用することで、ちょっとは電気代の節約にもなるし、閉めきった部屋でも空気清浄されるので、ニャン君の暑さ対策に役立てています。

 

クールアルミシート

猫さんのひんやりグッズの定番ものが、アルミ製の容器やプレート、シート。

ニャン君には、ペティオの『クールアルミシート』を使ってもらっています。

ニャン君がよく居座る床やケージの中などに置いて、暑さ対策に活躍。

こういったアイテムは、電気不要だし、適当な場所に置くだけだし、猫さんがその上にさえ乗ってくれればヒンヤリできるので非常に便利です。

年々、形もサイズもバラエティ豊かになっていて、かわいいものも選べるし、汚れた時のお手入れも簡単だし、重宝しています。



ひんやりベッド・マット

アルミ系のプレートと並んで定番なヒンヤリアイテムが、接触冷感素材で作られたベッドやマット。

アルミ製は固いですが、ベッドやマットなら柔らかい感触なため寝心地も居心地も良さそうで、ニャン君はよくフミフミしてドデッと体をあずけています。

接触冷感素材のものとアルミ製の2種類を置くことで、ニャン君のその時の気分に合わせて快適な方を選んでもらえるので、素材が違うひんやりグッズを用意してあげるのは大事かなと思います。

因みに、保冷剤入りのジェルマットに関しては、万が一、破れてしまったら恐ろしいので、わが家では使用していません。

その代わりと言ってはなんですが、おすすめなのが氷。

 

どんなひんやりグッズよりも、わが家で重宝しているアイテムが、氷。

アルミシートや接触冷感マットは便利ですが、用意したところで、ネコさん自身が気に入ってその上に乗ってくれないと意味を成しません。

エアコンのききが悪い時とか、タイマー設定して寝てエアコン切れて寝苦しい時とか、ニャン君がアルミシートに移動する気力も無くなった時、氷をひょいと差し出すと、触れて涼めるし、ペロペロもするから水分補給にもなります。

ニャン君は普段から、氷によく反応してくれていて、夏場は特に、ネコパンチしたり、ボールに見立てて滑らして転がして遊んでいるので、氷が自然とひんやりアイテムに。

時には、デカい水筒用の大きめな氷を用意しておいて、たまにニャン君の目の前にだすとサプライズ演出で気を引くこともできるし、お留守番してもらう時とかは、それにタオルとか巻いて、寝床や部屋のあちこちにしのばせておくと、停電とかでエアコンが止まってしまった時とかの、ちょっとした安心材料にもなります。

 

サマーカット

短毛種の猫なら必要ないかと思いますが、わが愛猫ニャン君は長毛種。

なので、夏に限らず毛玉対策として年がら年中、見た目に影響がないようにニャン君の毛をカットさせてもらっています。

おなか側とか足の付け根部分、おしり周りなどは、毛玉になりやすかったり、お手入れがラクになったりもするので、ペット用のバリカンで普段からカットしていて、夏場は気持ちちょっと多めにカット。

少しでも毛が短くなれば、長いままよりは風通しが良くなって、ニャン君の体感温度もひんやりしているはず。

ただ、バリカンでカットすること自体、ストレスに感じる猫もいるし、トリマーさんの所に行くのもストレスであったり、素人の飼い主がカットするのも危険性が高いのは事実です。

サマーカットの必要性があるのかと問われれば「イエス」とは即答しづらいですが、丸刈りにするのでなく、毛玉ができやすい箇所をちょっとカットする程度なら、プラスになると考えています。カットする時間も、チャオちゅ~る的なものを1本与えている間くらいなら、ストレスも最小限で済むのではないかと思います。

因みに、ニャン君は、子猫の時からバリカンで毛を刈られていたので、バリカンの音や振動にそこまで抵抗がなく、大抵は、おやつに夢中な時にカットするので、カットされていることに気づいてないんじゃないか、と思うほどスイスイとカットさせてくれます。

でも素人がカットしていることに違いないので、地肌が見えるほどカットすることはせず、よく見ればカットしたなとわかる程度の長さしかカットしませんが、少しはニャン君の暑さ対策になっていると思って実行しています。

 

猛暑でも愛猫には涼しさを

エアコンとダイソン扇風機で部屋全体をひんやりさせることを軸に、アルミシートやひんやりベッド、氷といったアイテムをとりいれつつ、ダメ元でニャン君の毛をカットすることで猛暑を乗り切っている次第です。

ひんやりグッズ・アイテムに関しては、急な停電とかでエアコンが使えなくなってしまった時に大変頼りになるので、普段から慣れさせておくことが大切ですね。